お風呂リフォームと給湯器交換は同時に行うべき?せっかく交換するならオススメの機種も紹介
「これからお風呂リフォームをする予定」という人の中には、「給湯器も同時に交換しないとダメなのかな?」と疑問に思っている人が、少なからずいらっしゃるようです。
結論から述べると、お風呂リフォームと同時に、給湯器の交換をすることは必須ではありません。
ただし、給湯器の使用年数や、新しいお風呂に欲しい機能によっては、お風呂リフォームと同時に給湯器を交換するほうがよいケースもあります。
今回の記事では、「お風呂リフォームと同時に給湯器の交換を行うほうがよいケース」や、「せっかく給湯器も新しくするならオススメの機種」などを、解説していきます。
お風呂リフォームと同時に、給湯器の交換をすることは必須?
先に述べたように、お風呂リフォームと同時に給湯器の交換をすることは、必須ではありません。
給湯器を交換しなくても、お風呂のリフォームをすることはできます。
注意点としては、給湯器を交換しない場合は、リモコンも交換しない(リフォーム前のものを再利用する)ことを、ご了承いただく必要があります。
(リモコン周りのコーキングの打ち直しは行います。)
既存の給湯器の種類によっては、お風呂リフォームと同時に交換したほうがいい場合がある(詳しくは後述)ものの、必ずしもお風呂リフォームと同時に給湯器を交換する必要はありません。
お風呂リフォームと同時に、給湯器の交換も行うほうがいいケース
給湯器の使用年数が8年以上になる場合、お風呂リフォームと同時に給湯器も交換することがオススメです。
給湯器の耐用年数は10年程度といわれており、現状給湯器を8年以上使っている場合は、お風呂リフォームから2~3年のうちに給湯器が耐用年数を迎えます。
耐用年数を迎えた給湯器は不具合が起きたり、急に故障して動かなくなる可能性があるため、お風呂リフォームのタイミングで早めに交換しておくと安心です。
一方、給湯器を交換してから5年以内にお風呂リフォームを検討している場合は、耐用年数まで期間があるため、同時に交換することはコスト面でデメリットとなるでしょう。
また、「今は追い焚きできないけれど、追い焚きができるようにしたい」という希望を叶える場合も、お風呂リフォームと同時に給湯器を交換することになります。
実際のところ、「給湯のみ」や「高温差し湯のみ」の給湯器は、お風呂リフォームと同時に、追い焚きができる機種に交換することが多いです。
お風呂リフォームで「浴室暖房乾燥機」を取り付けるなら、「熱源付きのガス給湯器」か「暖房専用熱源機」が必要
お風呂リフォームで「浴室暖房乾燥機」を新たに取り付ける場合は、「熱源付きのガス給湯器」か、「暖房専用の熱源機」が必要です。
「今のお風呂が寒い!」というご不満や、ヒートショック予防の観点から、浴室暖房乾燥機を取り付ける人は増えています。
なお、電気式の浴室暖房乾燥機にする場合は、給湯器の選定に影響はありません。
お風呂に欲しい機能によって、給湯器の種類が決まる
お風呂をリフォームするにあたって、新しくて良い機能を使いたいという人は多いと思います。
お風呂に欲しい機能の種類によっては、それに対応する給湯器への交換が必要です。
例えば、「自動配管洗浄機能」が欲しい場合は、「フルオートタイプの給湯器」を選ぶ必要があります。
また、最近増えてきている「浴槽のお湯の除菌機能」を希望する場合は、「UV機能付きの給湯器」を選ぶ必要があります。
さらに最近は、「家中どこでもウルトラファインバブルのお湯にしたい」という希望も多く、その場合はリンナイの「ウルトラファインバブル給湯器」がオススメできます。
つまり、「お風呂にどんな機能が欲しいのか?」を考えて、給湯器を選ぶ必要があるということです。
「ウルトラファインバブル給湯器」を選んだ事例
- 費用:28.7万円
- 工期:3時間
滋賀県大津市にて、ウルトラファインバブル給湯器への交換工事を実施しました。
既存の給湯器は約20年使用しており、湯温が安定せず、温度を低く設定していても熱いお湯が出てしまうことにお困りでした。
ウルトラファインバブル給湯器は、通常のガス給湯器(エコジョーズ)内にウルトラファインバブルを発生する装置が組み込まれ、浴室・洗面所・キッチンでウルトラファインバブルの入ったお湯を使用することができます。
ウルトラファインバブルは、直径1μm未満の微細な泡です。
細かい隙間にある汚れを落とす作用があり、水まわりに汚れ・水垢が付きにくく、排水管の汚れも付きにくいため、お掃除の負担が軽減できます。
さらに、お肌に潤いを感じる効果もあります。
大がかりな配管工事は必要なく、ガス給湯器を取り替えるだけでOKです。
<詳しくはコチラ>
⇒ ウルトラファインバブル内蔵の給湯器で、お掃除の軽減とお肌へのうるおいも
お風呂リフォームと同時に、給湯器の交換を行う場合にかかる費用
お風呂のリフォームにかかる費用は、100~230万円です。
機能を抑えれば100万円台で、高級システムバスでオプションも付ければ200万円台になるようなイメージです。
給湯器の交換を同時に行うとすると、先の価格にプラスして20万円以上がかかります。
単純に、お風呂のリフォーム費用+給湯器の交換費用が、総額となります。
お風呂リフォームと同時に、給湯器も交換するならこんな機種がオススメ
せっかくお風呂リフォームと同時に給湯器を交換するなら、より便利で・より快適な機種を選ぶことがオススメです。
各メーカー、新しい給湯器は頼もしい機能が多く搭載されているので、ぜひチェックしてみましょう。
遠隔でお湯を沸かすことができる給湯器
給湯器の中には、遠隔でお湯を沸かすことができるものがあります。
専用のアプリをダウンロードするなどして、外出先から給湯器を遠隔で操作し、帰宅時間に合わせてお湯を沸かすことができます。
また、離れて暮らす家族の給湯機器使用状況を翌朝に通知する機能も便利です。
給湯機器の使用状況を通じて、なかなか会いに行けない家族を見守ることができます。
<詳しくはコチラ>
⇒ ノーリツ『無線LAN対応リモコン専用アプリ「わかすアプリ」』
リモコンにBluetoothスピーカー機能が付いている給湯器
給湯器の中には、リモコンにBluetoothスピーカー機能が付いているものがあります。
スマートフォンをお風呂に持ち込むことなく、音楽などを楽しむことができます。
また浴室リモコンのスイッチ操作で、SiriやGoogle アシスタントなどの音声アシスタントを起動し、音声でスマホの操作や情報検索をすることもできます。
<詳しくはコチラ>
⇒ リンナイ『Color Controller』
まとめ
以上、「お風呂リフォームと同時に給湯器を交換する必要はある?」という疑問に、お答えしました。
お風呂リフォームと同時に給湯器を交換する必要はありませんが、8年以上使っている給湯器の場合は、同時に交換しておくほうが安心です。
また、新しいお風呂の欲しい機能によっては、それに対応した給湯器を選定する必要が出てきます。
カテゴリー