2025/02/10

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

毎日の暮らしに欠かすことができない、給湯器。
「そういえば、給湯器を長く使っている。いつ壊れるか分からないな……」と、ヒヤヒヤしていませんか?

給湯器は壊れてからではなく、「壊れる前に交換することが推奨されています。

給湯器が壊れる前に、交換工事に向けて動き出すことで、時間的な余裕が生まれ、そこから様々なメリットを享受することができるためです。

今回の記事では、ガス機器とオール電化のプロショップ『クサネン』が、給湯器が壊れる前に交換する3つのメリットや、壊れてしまった後に交換する場合との違いについて、詳しく説明します。

また記事の後半では、給湯器が壊れる前に交換工事を実施した事例も紹介します。

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介
  1. ゆっくり相見積もりを取ることができる
  2. 時間をかけて納得いく機種を選ぶことができる
  3. 「数日~1週間お湯が使えない!」という事態にならない

給湯器が壊れる前に交換するメリットには、主に上記の3つが挙げられます。
いずれのメリットも、「時間がある」ということがポイントになります。

【1】ゆっくり相見積もりを取ることができる

給湯器が壊れる前であれば、ゆっくり相見積もりを取ってから、交換を進めることができます。
相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で価格の見積もりを依頼し、それらを比較することです。

逆に給湯器が既に壊れていて、相見積もりをする時間的な余裕がない場合、給湯器交換にかかる費用感(平均的な値)が掴めないため、適正価格なのかどうかの判断がつきません。

また場合によっては相場より高額な工事になることがあります。

【2】時間をかけて納得いく機種を選ぶことができる

最近の給湯器には、UV除菌・マイクロバブルやウルトラファインバブル対応など、様々な機能が付いています。

給湯器が壊れる前であれば、給湯器の情報収集・比較検討をする時間が十分にあるので、様々な機能を持つ給湯器からどれか1つ、納得いくものを選ぶことができます。

給湯器が壊れてからでは、情報を集めたり比較したりする時間はなく、「すぐに用意できる機種」の中から選ぶことになりがちです。

【3】「数日~1週間お湯が使えない!」という事態にならない

給湯器が壊れて1番困るのは、新しい給湯器に交換するまでの間、数日~1週間ほどお湯が使えないことです。

特に冬場に給湯器が故障してしまうと、お風呂はもちろんキッチン・洗面所でもお湯が使えず、水のみでしのぐにはつらく、とても大変です。

給湯器の在庫があって、スケジュールもピッタリおさえることができれば、「即日工事」「翌日工事」が可能なケースもありますが、それはかなりまれなケースです。

給湯器の故障が多発する冬場は、工事の空きが少ないため、「1週間お湯が使えない」というケースがよくあります。

「前に1週間お湯が使えなかったことがある」というお客様の中には、「もう二度と経験したくない!だから早めに交換しておく」と仰るお客様がいるくらい、給湯器の故障は大変なのです。

ちなみに生産の都合で、給湯器の大幅な納期遅延が発生することもあり、2021~2022年頃には、給湯器に使われる半導体不足によって、機種によっては最大約9ヶ月待ちが発生していました。

上記のような理由により、給湯器の交換は「壊れる前に」行うことが望ましいと言えます。

「給湯器が壊れる前に交換する場合」と「給湯器が壊れた後に交換する場合」では、どんな違いがある?

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

「給湯器が壊れる前に交換する場合」と、「給湯器が壊れた後に交換する場合」の違いについて、もう少し詳しく解説します。

「どの給湯器にするか」「どの業者に依頼するか」を比較できるかどうか

先のメリットの項目でも述べましたが、給湯器が壊れる前に交換する場合は、どの給湯器にするかや、どの業者に依頼するかをゆっくり比較することができます。

逆に、給湯器が壊れた後に交換する場合は、給湯器の種類にこだわっている余裕がなく、業者を選んでいる余裕もありません。

「値段が高い機種しか在庫がなかったけれど、それを選ぶしかなかった……」という話をよく聞きます。

給湯器が壊れる前であれば、信頼できそうな業者を見極める時間がありますが、給湯器が壊れた後では、あまり時間がありません。

  • あまり対応が良くないけど、大丈夫かな……?
  • アフターフォローはちゃんとしてもらえるのかな……?

といった不安を抱えながら、依頼をすることになりがちです。

給湯器の交換費用については、壊れる前でも・壊れた後でも基本的に違いはない

給湯器の交換にかかる費用については、給湯器が壊れる前でも壊れた後でも、基本的に違いはありません。

各社、あらかじめ決められた工事価格があるためです。

ただし、現場調査をする時間がなく写真のみで見積をしてもらった場合、概算の金額提示での契約・着工となり、工事後に追加費用が発生する可能性があります。

追加費用が発生する理由には、「配管が複雑でやり替えが必要になる」「部材が足りない」などが挙げられます。

給湯器が壊れる前の「3つの前兆」

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

給湯器が壊れる前の「前兆」と呼ぶべきものには、様々な現象がありますが、特に多いのは、

  1. 湯温が安定しない
  2. 給湯器本体から大きな音がする
  3. 給湯器本体からの水漏れ

上記の3つです。

【1】湯温が安定しない

特に多いのは、「お湯を出している途中で水になってしまう」という現象です。

ガス栓・給水元栓が全開になっていて、ガスメーターも正常に動いているのに湯温が安定しない場合、給湯器が壊れかけている可能性があります。

【2】給湯器本体から大きな音がする

  • シュー!
  • ゴー!
  • ブオーン!
  • ボンッ!

など、いつもとは違う大きな音が給湯器からする場合、給湯器が壊れかけている可能性があります。

【3】給湯器本体からの水漏れ

給湯器の下からポタポタと水漏れしている場合、給湯器が壊れかけている可能性があります。

給湯器の水漏れに気付いたら、なるべく早めに対処することが望ましいです。
水漏れしたまま給湯器を使い続けると、電気ショートや火災の危険があります。

給湯器が壊れる前の前兆には、他にも

  • 自動湯張りができない
  • 追い焚きができない
  • シャワーが使えない
  • 給湯器からガスや焦げたニオイがする
  • 給気口・排気口が黒ずんだり錆びたりしている

などがあります。

給湯器が壊れる前に交換した3つの事例

以下では当社『クサネン』で、給湯器が壊れる前に交換した3つの事例を紹介します。

【1】滋賀県草津市 18年使用のマンション用給湯器を壊れる前に交換

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

滋賀県草津市の分譲マンションにて、給湯器の交換工事を行いました。

現状不具合はないものの、18年も使用しているため、急な故障に備えて交換することをきめられました。

現在設置されている機種の後継機種である、「PS扉内設置型の暖房機能付き24号オートタイプ」に交換しました。

リモコンの液晶画面が大きくなり、文字もハッキリ見えるようになりました。

またリング状表示でガスの使用量・お湯の使用量が分かるため、お湯の使い過ぎを自然に防ぐことができます。

<事例を詳しく見たい方はコチラ>
⇒ 急な故障に備えて早目の交換を!マンションガス給湯器交換事例

【2】滋賀県大津市 20年使用の給湯器を冬になる前に交換

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

滋賀県大津市にて、給湯器の交換工事を行いました。

現状不具合はないものの、20年も使用しているため、「冬になる前に交換したい」とご希望でした。

寒い季節になると、給湯器に負担がかかる(冷水をお湯にするためにパワーが要る)ため、給湯器の故障が多くなります。

床暖房をお使いでしたので、「暖房機能付きで省エネタイプのエコジョーズ」に交換しました。

<事例を詳しく見たい方はコチラ>
⇒ 冬の給湯器トラブルに備えて!ガス給湯器交換事例

【3】滋賀県大津市 湯温が安定しない給湯器を交換

給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット!壊れた後に交換する場合との違いや事例も紹介

滋賀県大津市にて、給湯器の交換工事を行いました。

給湯器は20年以上使用しており、「湯温が安定しない」とのことで、完全に故障してしまう前に急いで交換することになりました。

採用したのは省エネタイプの給湯器「エコジョーズ」で、既設の給湯器に比べて年間約13%もガス使用量を抑えることができます。

また出湯の確認をしたところ、台所水栓がグラグラになっており、テープを貼って使用されていることが分かりました。

当社は水栓の交換もできますので、後日水栓の交換工事も行いました。

<事例を詳しく見たい方はコチラ>
⇒ 省エネタイプエコジョーズへの交換事例(RUF-V2000SAW-1⇒RUF-E2007SAW)

まとめ

以上、給湯器が壊れる前に交換する3つのメリットや、壊れてしまった後に交換する場合との違いなどについて、解説しました。

<給湯器が壊れる前に交換する3つのメリット>

  1. ゆっくり相見積もりを取ることができる
  2. 時間をかけて納得いく機種を選ぶことができる
  3. 「数日~1週間お湯が使えない!」という事態にならない

「給湯器を故障するまで使いたい」と思われる方が多いとは思いますし、「モノを大事に長く使う」という考え自体は、間違ったものではありません。

ただ、他の機器や家電などと同じように、給湯器にも寿命(耐用年数)というものがあり、「8~10年くらい」だといわれています。

“蛇口をひねればお湯が使える暮らし”が当たり前の日常ですが、給湯器が故障して、お湯が使えなくなって初めて、そのありがたさに気付くものです。

なお給湯器を10年以上使用している場合、メーカー修理を依頼しても、部品の供給終了によって修理ができない場合があります。

そのためやはり、「10年ぐらいを目途に給湯器交換の計画を進めていく」ことをオススメします。

⇒ 滋賀県(草津市・大津市・栗東市・守山市など)で給湯器の交換工事を行うなら、『クサネン』にお任せください。

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