分譲マンションで給湯器交換をする流れ!スムーズに進めるためにできる工夫や施工事例も紹介
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「分譲マンションに住んでいて、給湯器を交換したい!でも、どのように給湯器交換を進めていったらいいのか分からない」と悩んでいる人は多いです。
「管理組合に報告する必要はあるのか?」という疑問もあるでしょう。
そこで今回は、分譲マンションの給湯器交換をスムーズに進めるために知っておきたい、「分譲マンションの給湯器交換の流れ」を解説します。
記事の後半では、滋賀県のガス機器・オール電化のプロショップ『クサネン』が、実際に分譲マンションの給湯器(+その他の設備)を交換した事例も紹介します。
分譲マンションの給湯器交換の流れ
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- 管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に相談
- ガス機器販売施工会社へ問い合わせ・現場調査・見積り・契約
- 管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告
- ガス機器販売施工会社と工事日程を調整
- 再び、管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告
- 工事当日
分譲マンションの給湯器交換は、上記の流れで進めていきます。
【1】管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に相談
まずは、管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に、「給湯器の交換工事をしようと思っていること」を相談して、許可をもらいましょう。
分譲マンションであっても、管理組合から許可を得られないと、給湯器交換の工事をすることはできません。
連絡せずに工事したとしても、後からトラブルになる可能性があります。
【2】ガス機器販売施工会社へ問い合わせ・現場調査・見積り・契約
マンションの管理側から許可をもらったら、ガス機器販売施工会社に問い合わせを行いましょう。
ガス機器販売施工会社は、最短で翌日に、現場調査に来てくれます。
調査をもとにした見積書をもらえるのは、さらにその翌日(最短で)、見積書の内容に問題がなければ契約を行います。
【3】管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告
予定している工事の内容を、管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告します。
【4】ガス機器販売施工会社と工事日程を調整
ガス機器販売施工会社と、工事の日程を調整します。
【5】再び、管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告
【4】で決めた工事の日程について、管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告します。
多くのマンションでは約2週間前までに、所定の形式で「工事申請」が必要です。
【6】工事当日
給湯器の交換工事を実施します。
「分譲マンションの給湯器」といっても、種類や設置状況は様々ですが、工事の所要時間はおおよそ2~3時間です。
この所要時間には、
- 工事前の挨拶
- 工事内容の説明
- 作業場所の養生
- 既設の給湯器撤去
- 新しい給湯器の設置
- リモコン交換
- 試運転
- 清掃
- 設置後の操作方法の説明
などが、含まれます。
ここまで紹介した【1】~【6】の流れが滞りなく進むと、最短で約10日かかります。
以下は、とてもスムーズに進んだ場合の、給湯器交換の流れの日程例です。
- 1日目:管理組合に相談/ガス機器販売施工会社へ問い合わせ
- 2日目:現場調査
- 3日目:見積書の提出
- 4日目:契約
- 5日目~7日目:商品注文依頼(メーカー在庫がある場合で商品入荷までの最短納期3日)
- 8日目:工事日程調整/管理組合への工事申請(必要な場合のみ)
- 9日目:工事当日
分譲マンションの給湯器交換の流れが滞るケース
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「とてもスムーズに進んだ場合、給湯器の交換が完了するまで約10日」と先述しましたが、実際そこまでうまく進むことはまれで、どこかで「待ち」の時間が発生することのほうが多いです。
「急ぎで交換したい!」という要望に対し、融通が利くマンションもあれば、そうでないマンションもあります。
またメーカーは土・日・祝日が休みであることが多いため、連休を挟む場合は、準備に時間を要します。
他に、分譲マンションの給湯器交換の流れが滞るケースは、
- 受注生産の給湯器に交換するケース
⇒ 約2週間が必要 - 工事申請を管理組合(事務所)に提出するケース
⇒ 数週間前に動き出さなくてはいけない - 週末の工事を希望するケース
⇒ 1週間単位で工事が遅れる場合あり
などが、挙げられます。
また冬場は、給湯器故障の問い合わせや交換の依頼も多くなるため、工事日時の空きが少なく、予約が取りにくくなります。
逆に夏場は、比較的工事が空いているため、給湯器は10年を目途に、春~秋の間に交換することがベストです。
分譲マンションの給湯器交換をスムーズに進めるためにできる工夫
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- 管理組合(事務所)・マンションの管理人への相談は自分で行う
- 平日に工事をする
上記は、分譲マンションの給湯器交換をスムーズに進めるために、できる工夫の一例です。
管理組合(事務所)・マンションの管理人への相談は自分で行う
管理組合(事務所)・マンションの管理人への相談や、工事申請などの手続きは、業者が代行してくれることもありますが、自分で行うほうが早いです。
管理側も、業者と話をするよりも、入居者と話をする時のほうが、融通を利かせてくれる傾向があります。
平日に工事をする
「仕事が休みの週末に給湯器の工事を行いたい!」と多くの人が思っているため、週末は工事が混み合っています。
そのため希望通りの日程で工事を組めず、数週間待つことも珍しくありません。
いっぽう、平日は工事の日程を入れやすいため、可能であれば仕事などの調整をして、平日に工事を行うことがオススメです。
なお給湯器の交換工事のために、丸1日予定をあける必要はなく、半日で大丈夫です。
分譲マンションの給湯器+その他の設備を交換した事例
以下では、当社『クサネン』が分譲マンションの給湯器、そしてその他の設備を交換した事例を紹介します。
【1】滋賀県大津市 27.7万円・3時間で分譲マンションの給湯器を交換
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滋賀県大津市の分譲マンションで、給湯器の交換工事を行いました。
給湯器は数日前からお湯が出なくなっており、メーカーの方に来てもらったところ、「部品の供給がなく修理ができない」と言われたとのことでした。
他社でも見積りを取られたそうですが、「金額が高い!」と感じられたため、当社にお問い合わせをいただきました。
当社の見積りでは、先の見積りよりも約10万円、費用を安くすることができました。
リモコンも新しくなり、ボタンが大きく・分かりやすくなりました。
<事例を詳しく見たい方はコチラ>
⇒ 他社よりも安い!!マンションの給湯器交換事例
【2】滋賀県大津市 分譲マンションの給湯器+浴室暖房乾燥機を交換
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滋賀県大津市の分譲マンションで、給湯器の交換工事と、浴室暖房乾燥機の交換工事を同時に行いました。
給湯器は、約17年使用していました。
そして浴室暖房乾燥機は、「24時間換気機能」が故障して、使用できない状態になっていました。
お客様は浴室暖房乾燥機について、「同等機種でミストありタイプからミストなしタイプに変更したい」と、希望されました。
ミストありタイプからミストなしタイプに変更する場合、浴室内のリモコンを撤去しますが、ビス穴などが残ってしまうため、化粧カバーを取り付けています。
<事例を詳しく見たい方はコチラ>
⇒ マンション給湯器と浴室暖房乾燥機を同時に交換
【3】滋賀県草津市 分譲マンションの給湯器+トイレを交換
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滋賀県草津市の分譲マンションで、給湯器の交換工事と、トイレの交換工事を同時に行いました。
18年使用していた給湯器は、後継機種のPS扉内設置・暖房機能付き24号オートタイプに交換しました。
また、お客様は新しいトイレについて、「タンクレスタイプにしたい」とご希望でした。
水道から直接給水して流すタンクレストイレは、一定の水圧が必要となり、分譲マンションの場合は、水圧の関係で設置が難しい機種もあります。
そこで、低水圧でも設置ができるTOTO『ネオレスト』をご案内、設置させていただきました。
<事例を詳しく見たい方はコチラ>
⇒ 分譲マンションで、タンクレストイレ『TOTOネオレストRS』・ガス給湯器同時交換事例
まとめ
以上、分譲マンションの給湯器交換の流れについて、解説しました。
- 管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に相談
- ガス機器販売施工会社へ問い合わせ・現場調査・見積り・契約
- 管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告
- ガス機器販売施工会社と工事日程を調整
- 再び、管理組合(事務所)もしくはマンションの管理人に報告
- 工事当日
途中、マンション側への報告・手続きを挟むため、(戸建住宅と比較して)分譲マンションの給湯器交換は、計画的に進めていく必要があるでしょう。
緊急でなければ、給湯器の交換は10年を目途に・春~秋の間に行うと、スムーズに流れが進みやすいため、オススメです。
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