ガスコンロの
選び方・おすすめ
選び方・おすすめ
近年ガスコンロは多機能なものが増え、ライフスタイルに合わせた様々な選び方ができるようになりました。各機能・特徴を理解し、ご自身に合ったガスコンロを上手に選びましょう。
1まずはビルトインタイプか据え置きタイプかを確認!
ガスコンロには大きく分けてビルトインタイプと据え置きタイプがあります。リフォーム時以外では、基本的には今使われているキッチンと同様のタイプのものをお選びください。
専用キャビネットを取り付ければ、据え置きタイプもビルトインタイプにお取替えできます。
ビルトインタイプ
システムキッチンに埋め込むガスコンロです。据え置きタイプに比べ多機能なものが多く、リフォーム時にはビルトインタイプを選択される方がほとんどです。
バーナーは基本的に3口ですが、2口タイプもあります。
価格(メーカー希望小売価格)は9万~39万円程度、グレード・天板の素材・機能によって変わります。
据え置きタイプ(テーブルコンロ)
セパレートタイプのキッチンにそのまま置いて使うガスコンロ。バーナーは2口です。1口が大火力の場合は、壁と反対側が大火力バーナ―になるようにしましょう。
サイズは、59cm、56cmの2種がありますので、ご自宅の置き場所のサイズに合わせてお選びください。
価格(メーカー希望小売価格)は4万~16万円程度とビルトインタイプよりもお安くなっています。
2サイズ選びはコンロスペース・調理スペースどちらを優先するか?
据え置きタイプ(テーブルコンロ)のサイズは前述のとおり59cm、56cmの2種ありますので、キッチンのサイズに合わせてお選びください。基本的に持ち家の方は59cmです。
ビルトインタイプの本体サイズは同じですが、天板のサイズは60cmと75cmの2種があります。現在使われているサイズに関わらず、どちらのサイズも利用可能です。
ビルトインコンロの天板サイズが75cmの場合、60cmに比べてバーナー同士の幅が広くなります。
そのためお鍋同時がぶつかることなく、スペースに余裕を持ってお料理することが可能で、大きなお鍋でも安心です。
ただし、システムキッチンが小さい場合は、調理スペースが左右15cm狭くなります。
ビルトインコンロの幅が60cmの場合、コンロのスペースが小さくなる一方、調理スペースを大きく確保することができます。
現在75cmを使っていて新しく60cmに変更する場合は、これまで設置していた天板の設置跡や汚れの差が目立ちやすいため、注意が必要です。
3トッププレート(天板)、五徳を選ぼう
トッププレートの材質について
ビルトイン・据え置きに関わらず、トッププレート(天板)には「ガラストップ」「ステンレス」「ガラスコート」「ホーロー」の4種類があります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
見た目が美しく高級感があり、クリアでデザイン性のある材質です。
強化ガラスで熱や衝撃に強く、お鍋を落としたり調味料の容器などが滑り落ちても割れにくいのが特長です。
お掃除がしやすく、汚れも付きにくいタイプです。コゲが付いて研磨剤入りの洗剤で掃除した場合でも、傷がつかず簡単にきれいになります。コンロの種類も多く、一番人気のあるコンロです。
ホーロー用鋼板にガラスコートの加工をした材質のトッププレートです。
ガラスに比べ、クリア感はなく見た目の美しさはやや劣りますが、掃除のしやすさはガラスと変わりません。
力が加わっても割れることがないため、どうしてもガラスの破損を気にされる方にはおすすめです。ガラスに比べてお求め安い価格です。
ステンレスは業務用のようなプロっぽさのある天板で本格的に調理を楽しむ方に人気ですが現在はノーリツの1機種だけに使われています。
鉄板にホーロー塗装をしたトッププレートです。
4種の中で一番価格が安いタイプです。
五徳について
五徳には「ステンレス」「ホーロー」の2つの種類があります。
明るい色で見た目が美しく、デザイン性がある材質です。錆びることや塗装剥がれがなく、長持ちします。
ただしステンレスは熱変色するため、炎が当たる部分は変色することがあります。変色が気になる場合には、専用クリーナーでお手入れをします。
黒っぽい色のため熱による焼け焦げや傷が目立ちにくく、お手入れに手間がかかりません。
標準的に用いられる材質です。長年使っていると、ホーロー塗装が剥げた箇所から錆びることがあります。
4「グリル」にはどんな機能が欲しいか?
昔は魚を焼くだけだった「グリル」も今ではピザや蒸し料理が作れたり、自動調理機能がついていたり、とても多機能になっています。サイズやトッププレートの種類が決まったら、次は「グリル」の機能・特徴を選んでいきましょう。ここでは代表的な機能をご紹介します。
ご自身のライフスタイルやご予算に合わせてお選びください。
※各種機能の名称や詳細はメーカーにより異なります。ビルトインタイプも据え置きタイプも機能は同じですが、メーカーによりビルトインタイプにしかないものもございます。
ワイドグリル
通常のグリルに比べ横幅が広いため、一度に多くのお魚を焼くことができます。
ご家族の多いご家庭におすすめです。
水なし両面焼き
上火だけでなく、上火と下火の両方があるグリルです。グリル内で裏返す手間を省くことができ、調理時間も省略できます。
グリル皿に水を入れる必要はありません。
フッ素コートの焼き網
メッキ加工の焼き網に比べ、汚れが簡単に落ちるため、掃除が簡単になります。
また、お魚もくっつきにくくなるメリットもあります。
タイマー機能
設定した時間がきたらグリルを自動的に消火してくれる機能です。
消し忘れによる焼きすぎを防いでくれます。
オートメニュー機能
お魚はもちろん、鶏肉やトースト・ホイル焼き・揚げ物のあたためなど、ボタンを押すだけで、火加減から消火まで自動的に行ってくれる機能です。
調理中の火加減を気にすることなく、他の作業に集中できるため、家事の時間を短縮したい方におすすめです。
グリルプレートなどの付属調理器具
焼網がないマルチグリルやグリル内の焼き網を外し、グリルプレートや蒸し焼きができる器具など、メーカーにより各種付属もしくはオプションで調理器具を取り揃えております。
魚を焼く以外にもグリルを活用してお料理のバリエーションが広がります。各メーカー・シリーズごとに用意されているグリル対応の付属調理器具を基準にお選びください。
5その他の欲しい機能は何か?
グリル以外にも、コンロには様々な機能が付いているものがあります。代表的な機能をご紹介しますので、ご自身の使いたい機能をご予算に合わせてお選びください。
※各種機能の名称や詳細はメーカーにより異なります。ビルトインタイプも据え置きタイプも機能は同じですが、メーカーによりビルトインタイプにしかないものもございます。
液晶パネル
各種機能が液晶パネルで分かりやすく操作できるようになっており、スッキリとしたデザインになります。
音声案内
現在の調理状態や、鍋がない状態で点火した場合などに音声でお知らせしてくれる機能です。
換気扇連動機能
点火をしたら自動的に換気扇をONにし、消火をしたら数分後に自動的に換気扇をOFFにする機能です。
感震停止機能
揺れを感じたら、自動的にガスを停止してくれる機能です。万が一地震が起こった際も安心です。
鍋なし検知
鍋を置かない状態では点火ができなかったり、鍋がバーナーから外れると自動的に消火してくれる安心機能です。
オーブン
ビルトインタイプにはコンロの下にオーブン機能が付いているものもあります。グリルだけではなく、オーブンで本格調理をしたい方におすすめです。
ガスの種類は気にしなくてもOK!
ガスコンロには都市ガス用、プロパンガス用の2種類があります。
しかし各メーカー、すべての機種において「都市ガス用」「プロパンガス用」の両方が用意されております。
ガスの種類によって選べる機種が制限されるといったことはございませんのでご安心ください。
ライフスタイルに合わせた
おすすめのガスコンロ
共働き・小さなお子様がいるなど、
家事の時間を短縮したい方
家事の時間を短縮したい方は、お掃除がしやすかったり、オートメニューで火加減を気にしなかったりできる多機能のガスコンロをお選びいただくのがおすすめです。簡単お手入れやオートメニューで調理の時間を短縮し、他の家事に時間をかけることができます。
オートメニューがあると簡単に調理ができますので、小さなお子様がいる場合は一緒に調理を楽しめるというメリットもあります。
おすすめのガスコンロ
- 掃除がしやすいもの ※ガラスのトップコートやフッ素加工の焼き網など
- タイマー機能
- オートメニュー機能
お料理が好きな方、
一人暮らしの方、ご年配の方
自動調理ではなくご自身のタイミング調理したい方や料理をする機会が少ない一人暮らしの方は、多機能なものを選んでしまってもオーバースペックになってしまい「買ったのはいいけれど全く使っていない機能ばかり・・」という事態になるかもしれません。 また、ご年配の方の場合は、あまり複雑に機能があるよりもシンプルな方を好まれる場合が多いようです。
ご自身のタイミングで調理したい、あまり調理しない、ご年配の方は機能の少ないシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
おすすめのガスコンロ
- 機能が少なくシンプルなもの
クサネンショールームへ
ぜひお越しください
クサネンではガスコンロを実際に見て選んでいただけるショールームをご用意しております。お客様のご要望に合わせてスタッフがおすすめのガスコンロをお選びいたしますので、ぜひお気軽にご来店・ご相談ください。