自動湯はりが故障した電気温水器をエコキュートに交換
- 費用
- 39.7万円
- 工期
- 7時間
- 商品名
- ダイキン/エコキュート/角型/通常圧/370L/EQN37UFV/スタイリッシュリモコン/BRC083B1/脚部カバー
滋賀県大津市にお住まいのA様より、電気温水器が故障したのでエコキュートへの買い替えを検討しているとのご相談がありました。
給湯は使用できましたが、自動湯はりができない状態でご不便を感じておられました。今回、取り替えのタイミングで、電気温水器からエコキュートへ取り替えさせていただきました。
電気温水器とエコキュートの違いについて
電気温水器とエコキュートは、貯湯タンクが同じような形で、どちらも電気でお湯を沸かす機械なので、一見あまり変わらないように思いますが、お湯を作る仕組みが異なります。
エコキュートには、ヒートポンプというエアコンの室外機のような機械があり、電気を使ってこのヒートポンプを動かしますが、ヒートポンプのファンが大気中の熱を吸収します。吸収された熱は、熱交換器で冷媒に吸収されます。コンプレッサーでその冷媒を圧縮させてさらに高温にします。その際に発生する熱を水に伝えてお湯を沸かしています。
一方電気温水器はタンクの中にヒーターがあり、その熱を利用して電気の力だけでお湯を沸かします。巨大な電気ポットのようなイメージです。
お湯を作る仕組みがこのように異なり、大気中の熱を利用してお湯を沸かすエコキュートは、電気温水器に比べて省エネルギーで、電気代が安くなるというメリットがあります。
施工の流れ
- 電気温水器の貯湯タンクのお湯を朝一番に排水します。貯湯タンクの大きさにもよりますが排水には約一時間ほどかかります。
- 排水の合間に、浴室リモコンと台所リモコンの交換を行います。
- エコキュート用のブレーカー交換を行います。電気温水器は機種にもよりますが、30A、40Aなど容量の大きなブレーカーが付いていますが、省エネのエコキュートは電気の容量も小さいため、20Aのブレーカーに交換する電気工事を行います。
- 排水が完全に終わったら、電気温水器に接続されている給水、給湯配管などを全て取り外し、貯湯タンクを撤去します。
- 型紙を使いエコキュートの設置位置を決め、基礎に穴を開けアンカーを打ち込みます。
- エコキュートの貯湯タンクを設置し、先程基礎に打ち込んだアンカーにボルトで固定します。
- 給水、給湯、配管の接続、お風呂の往き戻りの配管接続工事、ドレン排水の工事を行います。
- ヒートポンプを設置し、ヒートポンプと貯湯タンクを専用の配管で接続します。またヒートポンプと貯湯タンクの電気配線工事も同時に行います。
- 200Vの専用回路を貯湯タンクに接続する電気工事を行います。
- リモコン線の接続工事を行います。
- 貯湯タンクに水をはり、タンクを満水にさせます。配管の接続箇所に水漏れがないかもしっかりチェックします。
- ブレーカーを上げリモコンで設定を行い、タンク内のエア抜き、試運転へと進みます。
- 脚部の化粧カバーを取り付けして完了です。
施工時間
設置スペース、撤去搬入経路のスペースなどの条件によっても異なりますが、電気温水器からエコキュートへの取替工事は、5〜7時間ほどです。
安心の自社施工
クサネンはエコキュートの設置工事も外部業者に委託せず、完全自社施工です。取り替え工事後のアフターも万全ですので、安心してご依頼ください。
(橋本)
お客様の声
電気温水器が故障して困っていました。どこに頼んだらいいかわからなかったのでインターネットで調べて、県内の業者さんで、施工も安心できる所を探していて、クサネンさんにたどり着きました。連絡してすぐに見に来てくださったのもビックリしました。