発電の故障したエコウィルからエコジョーズへの交換工事

滋賀県大津市にお住いのA様宅でのエコウィルからエコジョーズへの交換工事の施工事例をご紹介します。

タイムラプスで撮影した施工動画

一年前から発電機能は故障していたそうですが、給湯は問題なかったので、そのままご使用しておられました。最近になって追い焚きにも少し不具合が出てきたそうで、家を建てられた工務店さんにエコウィルを撤去してエコジョーズ設置の見積をご依頼されたそうですが、吃驚する見積金額を提示されたそうで、インターネットでお調べくださり、当社のホームページの施工事例を見て問い合わせをしてくださいました。

現場調査のようす

お問い合わせいただいたその日のうちに現場調査にご訪問させていただきました。

エコウィルは下の写真のように、発電するエンジン部分（左）と、給湯器内蔵の貯湯ユニット（右）で構成されるユニットですが、今ではもう後継機種がなく、エコウィルを撤去した場合の選択肢としては、①エネファームに交換、②エコジョーズに交換、③電気式ヒートポンプ式給湯器（エコキュート）への交換 の中からお選びいただくことになりますが、当社でよく工事させていただくのは、②のエコウィルからエコジョーズへの交換です。

設置状況の確認をさせていただき、撤去のルートを確認を行います。

床暖房や浴室暖房乾燥機用に温水を使用しておられますので、床暖房の系統数、またその他の配管の接続状況も確認しておきます。

現場調査の結果、A様邸では温水を床暖房3系統、浴室暖房乾燥機用にお使いでしたので、それらを賄える機種を選定させていただき、リンナイの熱源機付エコジョーズをご提案させていただきました。

交換工事のようす

発電用のエンジンユニットを撤去し、貯湯タンクユニットのお湯を排水し、各種配管・配線を取り外していきます。

新しく設置するガス給湯器エコジョーズは高さ45㎝の据置台の上に設置し、各種配管と配線を接続していきます。

下の写真は配管カバーの中の状態です。保温も新しく巻き直してテープ巻きで仕上げています。

発電ユニット様に使用していたガス配管はプラグ止め処理を行っています。また、もともとエコウィルを動かすために、宅内のブレーカーから200Vの専用回路が配線されていますが、エコジョーズは100Ｖへ変更になるため、宅内配線は既設利用していますが、ブレーカーを200Ｖから100Ｖに切替し、屋外に新たに防雨コンセントを増設しています。ドレン排水ももともとあった排水口へ流し込んでいます。

コンパクトにおさまってスッキリしました。

エコウィルからエコジョーズへの交換をお考えのお客様は、関電ガスサポートショップ クサネンへお気軽にお問合せください。

（橋本）